





HACKNEY6 BOSTON
HACKNEY6 BOSTON(ハクニ6 ボストン)
10年の経年を想定した革の開発。HACKNEYの歴史はココから始めた。4年を掛け出来上がったNATURAL素材#BK、ぜひ10年の経年を楽しんでください。内容量をより小さく、コンパクトに。

CONTACT LEATHER
まずなぜフルタンが良いのか、そもそもフルタンとは何なのか、そこからの方もいるかも知れない。
簡単に説明すると「植物性タンニン」だけで鞣した素材のことを言う。
Aデザイナーの歴史も少しお伝えします。日本の馬具屋出身で、創業メンバーである師匠達との出会いがあり、そこでは様々な技術、馬具屋の背景などを直接学んだ。のちに「この環境は後世に残さなければならない」と考えるようになりました。なぜなら技術は維持・継承していくものだから。
LEATHER業界を初めて触れたのが、この時。スタートから専門分野である馬具だったことも最初から高いスタンダードで取り組むことができたのはすごく良かったとデザイナー本人は語っています。
それは他のバックメーカーさんとの会話で「何かが違う、いや全く違う」と感じたことか ら始まる。素材に対するアプローチ、鞣しを理解した上での組立(設計)、経年後を想定したDESIGNという発想、それら全てが違った。バッグメーカーさんでは「今回はこうゆうDESIGNのBAGを作りたい、それに合う素材は何ですか?」など絵型中心の会話が主流、私たち馬具屋はまずは素材の設計から入る。
出来上がった素材をどう組み立てれば素材を「虐めない」で済むかを考える。
最後に10年間の経緯。
どう設計すれば10年使い続けることができるのか、最初にダメになるハンドル、ショルダー(人間の手に日常的に触れる 箇所)が3年〜5年で修理が来た時、どう直せるか。等
今回開発したCONTACT LEATHERのネーミング由来は、CONTACTとは馬具用語で「馬と人間のコミニュケーション」のことを指す。CONTACTがうまく取れないと良い乗馬はできない。まさに基本中の基本。そもそも馬は人間を乗せるために生まれてきた動物ではない。乗馬する人間はいかに「馬に気持ちよく走ってもらうか」を常に考え、操縦するもの。CONTACTを取ることで「馬の気持ちにいち早く気づく」ことが最も重要だからだ。ただしラインディング中は馬が走っている時の振動を足の先から腰までの体幹だけで全て吸収し、自分のバランスを保つ、上半身では馬とのCOTANCTをうまく繋げ続けながら指示を出し続けるというのが乗馬で行う作業の基本。
非常に忙しいスポーツだ。
良いランディングができないまま、乗馬を続けてしまえば当然馬にストレスが掛かり、馬は不機嫌になってくる。乗馬で最も大事なことは「落馬(馬から落ちる行為)をさせないこと」なぜなら落馬すると死んでしまうことさえあるから。乗馬というのはそうゆう危険を伴うスポーツでもある。そのため、非常に重要な要素“CONTACT”にフォーカスした素材開発を行った。馬具屋のPRODUCTとはそんな環境下で作業する世界なのだ。
そんな中「今回はこんな DESIGNで可愛く作りたい」なんて、言われた時職人はどう思うだろうか。結果生まれたCONTACT LEATHER、Aデザイナー自身毎週乗馬をしてきた。
なぜなら「馬具屋は乗ってなんぼ」だからだ。
乗らずにどうして馬の気持ちが分かるのか?馬との良いCOTANCTが取れた時に起こる馬のタテガミの風に揺れる様、気持ちよさそうに揺れている。この時間をできる限り長く保つこと。このことを一つのLEATHER開発の肝として出来上がった素材。

なぜフルタンが良いのか
なぜフルタンじゃなければならないのか、
馬具屋では常になぜ?に対する応えがある。
それを愚直なまでにPRODUCTに反映させているだけだ。そしてもう一つの役割がAにはある。私の師匠からの技術をしっかり維持、継承することだ。技術とは維持、継承しなければいずれなくなってしまうもの。
私が初めてこの素晴らしい馬具の技術に触れた時、驚愕したのを今でも憶えている。この素晴らしい技術を私の師匠は惜しみなく教えてくれた。これは「今度はお前が残せ!」と言われているんだと感じた。Aはそのためにも存在する。そうやってBRANDというものは引き継がれていくものだと私は思う。

革の鞣しの良し悪しは親指(センサー)で。
AのデザイナーはDESIGN画は描くが、そこではDESIGNはしない。DESIGNはあくまで鞣し工程でするものとしている。馬具で最も重要なのはその革がどう作られているのか、つまりどんな鞣しレシピなのかだからだ。
昔イタリアのあるBRANDのファクトリーに伺う機会があったが、そこで出会ったイタリア人デザイナーも全く同じことを言っていた、そしてファクトリー内の倉庫を拝見した時、驚愕したこともよく憶えているが、素晴らしい素材の宝庫だった。その瞬間、そのBRANDが素晴らしい評価を受けていることに素直に納得した。
では、どんな仕上がりだったらGOODでどんな仕上がりではBADなのか、それを判断するのは親指だけだ。親指がセンサーとなる。今まで何万回と見てきた革は全て私の親指が記憶しているから。
その記憶が勝手に頭でデータ化して、良し悪しの判断材料となり、次に何をすればGOODになるのかを模索する。つまり時間と経験が重要だ。さらに関わる人達、なんでもそうだが一緒に携わる人間がどれだけの想いを持って臨むかで仕上がりに大きく寄与するもの。
どんな業界でも同じだと思う。そこに賭ける想い、そして出来上がったもので感動を共有する、これがモノづくりの醍醐味。日本のモノづくり現場も決して捨てたもんじゃない。
HACKNEY no.6
この製品の設計は10年もつPRODUCTの発想から10年間の間、形状劣化が起こりにくくしたものだ。
4本の柱をしっかりしたものを建てて、そこを司る素材は全て植物性タンニンで堅牢度も抜群のものを採用、実際には10年どころか20年使うこともできるだろう。
古着屋に行くとそんなBAG達が多数並んでいることを目にしたことがあるだろう。その製品もしっかり「設計」が施されているためだ。ちゃんと作ればしっかり保つ。それがLEATHERのもつポテンシャルで、そこにいち早く気付いたのが馬具屋だったということだ。
そして長く使用すればするほど楽しめる「エイジング(経年変化)」これも革だけがもつ魅力で、使い込むほどにアジが生まれ、それは後の愛着へと繋がるということ。
*左:新品 右:2年使用後
ここまで多くを語ってきたがこの製品のもつHISTORYはまだまだある。全部話すと文字数超過してしまうので、今回はここまでにします。
今後のPRODUCTの語りに期待してください。
MATERIAL
表 : COW HIDE 内装 : PIG LEATHER MADE IN JAPAN
SIZE(CM)
W 25 H 19 D 11.5 HANDLE 29 POCKET W 16×H 12 390g モデル身長155cm
HACKNEY(ハクニ)シリーズ
昔イギリスで活躍した名馬HACKNEY、技術は維持、継承するもの。AではHACKNEYの名を遺すことも役割の1つ。
10年の経年を想定した革の開発。HACKNEYの歴史はココから始めた。4年を掛け出来上がった100%NATURAL素材、ぜひ10年の経年を楽しんでください。
内容量をより小さく、コンパクトに。
ATTENTION
この製品に使用している素材は革本来の風合いや耐久性を最大限引き出すよう、できる限り自然な鞣しと染色で仕上げています。 使い込むほどに革の持つ特徴が発揮されるよう完全な色止め加工も施されていません。 退色や色落ち、革特有の模様「生き傷、血筋など」もダイレクトに表現されています。 全ては“進化”のため。革は自然素材が故、最も高い堅牢度を持っています。革の特性を十分ご理解の上ご使用お願い致します。
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